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HARUZO絵具 日本で一番古く、一番新しい油絵具
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長崎春蔵とは
 
長崎春蔵写真 
撮影年不詳(大正6年頃?)
大正時代のはじめ、長崎春蔵により生み出された日本初の油絵具。以来その絵具は、日本における西洋美術発展の礎となり、また、世界に羽ばたいていった数多くの芸術家に支持され、愛されてきました。

HARUZOアーチスト油絵具は、余分なものは足さない絵具。職人により丹念に練り上げられ、その高純度の絵具を安定供給するために、充填から出荷までの行程を、1本1本手作業により行なっております。1本にこめられた思い。

その思いは、実際の質量以上に色の違いとなってあなたを魅了するでしょう・・・・・・

長崎春蔵は、明治時代に生まれました。時は文明開化華やかなりし頃、輸入雑貨商が都内にちらほらと姿を現していた時期です。長崎春蔵は、パンづくり・チョコレート職人・図案デザイナーと、多彩な才能をもっており、彼が作った抹茶入りチョコレートは、時のアメリカ大統領フランクリン・ルーズベルト夫人が食したという逸話が残されています。

長崎春蔵が絵具作りに携わったといわれるのが、大正6年頃、上野桜木町においてです。当時の上野桜木町は、美校の愛称で親しまれた東京美術学校(現在の東京芸術大学)ができ、美大生・絵描きが増え、浅草・上野に近いこともあり芸人が多く、しかし、高級官僚や学者などが静かに暮らす邸宅地としての一面も持っていました。長崎春蔵は、ここにできた絵具工場で油絵具の製造に携わります。

一般的なチューブ入りの絵具は、19世紀に海外で開発されました。それまでは、画家の弟子が顔料と乾性油を練り上げ絵具を作っていました。春蔵は、この絵具を手で練りあげる「手練り」の技術に優れ、発色のよい絵具を作るのを得意としたようです。春蔵らが中心となって生み出された日本の油絵具は、石井柏亭や梅原龍三郎といった画家たちに広く愛されました。
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